4月18日に西表島でクロツラヘラサギが保護されました。
クロツラヘラサギとは…
コウノトリ目トキ科で全長約75cmの水鳥です。その名の通り、クチバシがしゃもじのようなヘラ状をしています。全身の羽毛が白色ですが、顔の目の周りの皮膚とクチバシ、足が黒色です。
干潟や浅瀬でヘラ状のクチバシを左右に振りながら餌を採ります。主な餌は、小魚やエビやカニの甲殻類などです。
西表島を含む八重山には、越冬のために10月から3月頃まで毎年数羽が飛来します。
朝鮮半島の西海岸の北緯38度線以北の離島や中国遼東半島の離島が繁殖地です。若い個体は、繁殖時期にも繁殖場所に戻らず、越冬地で過ごすこともあります。
参考:日本野鳥の会 クロツラヘラサギ調査研究プロジェクトHP http://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/bfs-pj/