西表島では、イリオモテヤマネコをはじめとする野生生物の交通事故を無くすため、道路の下へ動物用のトンネル(アンダーパスやネコボックスと呼ばれています)が数多く設置されています。ヤマネコがよく路上に出てくる場所には、ゼブラゾーン(振音舗装)や道路標識も設置されています。道路際には幅広側溝・片勾配側溝など、小さな生きものたちが落ちてもはい上がれるような、そして道路上にはあがり難いような配慮などもなされています。こうした取り組みは、沖縄県、環境省の他に専門家などからなるエコロード検討会で検討されてきました(沖縄県エコロード事業)。
また、最新の目撃情報から要注意の場所へは、移動式看板などを設置しドライバーへ注意を促しています。