5月25日に新城島でカツオドリが衰弱により保護されました。
電話で保護の報告を受けたのですが、その後すぐに死亡してしまいました。
嘴から太い釣り糸が出ており、レントゲンを撮影してみると約5cmの釣り針を飲み込んでいました。
体重は約950gで目立っては痩せておらず、釣り針でエサが食べられなくなり死んでしまったというよりは、釣り針が血管を傷つけて出血多量で死んでしまったのでしょうか。
死因などの詳細は解剖して判明すると思います。
このように釣り針・釣り糸が原因で、傷つき死んでしまう野鳥がいます。
釣り針・釣り糸を放置せずに、マナーを守って釣りを楽しんでください。
保護に協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
(ひな)