2014年07月14日 カテゴリー:傷病鳥獣島の生きものNEWS 【祝】オオクイナ(白浜)・キンバト(大原)放鳥 オオクイナは、外飼いのイエネコが咥えて家まで持って帰ってきたのを保護されました。幸いたいした怪我も無く、元気があったので、保護から2日後に白浜の皆さんに見守られながら放鳥出来ました※1。放鳥前に、イエネコの室内飼育をお願いしました。ネコのためにも、野生動物のためにも、ネコは室内で飼うように、よろしくお願いいたします。子供達には元気になった姿を見てもらいました。 キンバトは、大原小学校の窓ガラスに衝突したところを保護されました。2羽同時に衝突して、オスとメスでした。おそらくつがいだったのでしょう。メスの方は、残念ながら死んでしまいました。オスの方は、頭と喉の皮膚が切れていました。メスが先にぶつかり、それに気付いたオスは、直前にスピードを緩めることが出来て軽傷で済んだのかなと、想像しています。切れていた皮膚は獣医さん※2に縫ってもらい、元気があったので、10日後に大原小学校の生徒たちに見守られながら放鳥出来ました。センターでは、防鳥ネットを張ったり※3、紫外線フィルム※4を貼ったりして、野鳥の窓ガラス衝突を防ぐ活動を行っています。 ※1 海人の家(白浜公民館)日記:http://uminchuya.exblog.jp/20821120/※2 NPO法人どうぶつたちの病院沖縄:http://iriomote-pj.seesaa.net/※3 防鳥ネット:http://iwcc2.seesaa.net/article/221852246※4 紫外線防止フィルム:http://iwcc2.seesaa.net/article/389415482(ひな)