2020年08月03日 カテゴリー:交通事故傷病鳥獣 カンムリワシの交通事故発生 2020年7月21日の夜に、野原崎展望台付近で交通事故に遭ったカンムリワシが保護されました。 カンムリワシは右の大腿骨を骨折しており、保護治療を行いましたが、7月28日に死亡しました。交通事故に遭った際、内臓を損傷していたと思われます。 死亡したカンムリワシは若鳥で、まだ縄張りの定まっていない個体だと思われます。 これからは幼鳥の巣立ちの季節です。特に幼鳥は危なげな飛び方をすることも多く、不用意に車に近付いてしまったり、人工物に絡まってしまったりする事例が毎年見受けられます。 今年は初夏に雨が少なかったためか、雨上がりに電信柱に止まるカンムリワシの姿を多く見かけます。そんな時は制限速度を守り、飛び出してくるイリオモテヤマネコやカンムリワシなどの生き物に注意した「よんなー(ゆっくり)」な運転を是非お願いします。 (かんの) 誤って動物たちと交通事故を起こしてしまっても、罪に問われることはありません。もしも事故を起こしてしまったり、怪我・死亡しているイリオモテヤマネコやカンムリワシなどを目撃した場合は、下記へご連絡お願い致します。 <ヤマネコ緊急ダイヤル>西表野生生物保護センター 0980855581 緊急時以外の目撃情報はこちらから目撃情報入力フォーム