西表島でオオヒキガエルが発見されたのは、2017年以来3年ぶりのことになります。今回のオオヒキガエルは、資材に紛れて混入した可能性が高いですが、引き続き注意が必要です。
オオヒキガエルは卵から成体まで毒を持っています。成体は目の後ろにある耳腺から毒を分泌します。これが目や口に入るととても危険です。触れてしまった場合は、触れた部分を速やかに洗い流してください。
オオヒキガエルの影響はとても大きく、オーストラリアでは増えたオオヒキガエルが、元からいた動物たちの命を脅かすという報告が出ています。西表島でオオヒキガエルが増えることがないように、皆さまのご協力をお願いいたします。
島内でオオヒキガエルを発見したり、鳴き声を聞いたりした場合は、西表野生生物保護センターまでご連絡ください。場所、時間、写真など詳しい情報があると助かります。