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特定外来生物オオヒキガエル捕獲

 6月9日、西表島の上原港でオオヒキガエルが発見され、13日に捕獲されました。体長約14㎝のメスの個体です。

 オオヒキガエルは本来そこにいた生き物(在来種)に影響を与えるおそれがあるため、

特定外来生物に指定されています。

 

 西表島でオオヒキガエルが発見されたのは、2017年以来3年ぶりのことになります。今回のオオヒキガエルは、資材に紛れて混入した可能性が高いですが、引き続き注意が必要です。

 オオヒキガエルは卵から成体まで毒を持っています。成体は目の後ろにある耳腺からを分泌します。これが目や口に入るととても危険です。触れてしまった場合は、触れた部分を速やかに洗い流してください。

 オオヒキガエルの影響はとても大きく、オーストラリアでは増えたオオヒキガエルが、元からいた動物たちの命を脅かすという報告が出ています。西表島でオオヒキガエルが増えることがないように、皆さまのご協力をお願いいたします。

 島内でオオヒキガエルを発見したり、鳴き声を聞いたりした場合は、西表野生生物保護センターまでご連絡ください。場所、時間、写真など詳しい情報があると助かります。

 

オオヒキガエルの鳴き声の音声、識別のマニュアルなど以下のサイトに掲載しています。ぜひご参考ください。

「オオヒキガエルとシロアゴガエルについて」(環境省 沖縄奄美自然環境事務所)

「外来種の侵入を防ぐ」西表野生生物保護センター)

 

(かんの)

目撃情報は下記で受け付けております。

目撃情報入力フォーム

写真をお持ちの場合は
RO-IRIOMOTE@env.go.jp
宛てにメール(写真添付)をお願いします。

西表野生生物保護センター 0980-85-5581 

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