2020年06月15日 カテゴリー:お知らせその他大事なお知らせ 特定外来生物オオヒキガエル捕獲 6月9日、西表島の上原港でオオヒキガエルが発見され、13日に捕獲されました。体長約14㎝のメスの個体です。 オオヒキガエルは本来そこにいた生き物(在来種)に影響を与えるおそれがあるため、特定外来生物に指定されています。 西表島でオオヒキガエルが発見されたのは、2017年以来3年ぶりのことになります。今回のオオヒキガエルは、資材に紛れて混入した可能性が高いですが、引き続き注意が必要です。 オオヒキガエルは卵から成体まで毒を持っています。成体は目の後ろにある耳腺から毒を分泌します。これが目や口に入るととても危険です。触れてしまった場合は、触れた部分を速やかに洗い流してください。 オオヒキガエルの影響はとても大きく、オーストラリアでは増えたオオヒキガエルが、元からいた動物たちの命を脅かすという報告が出ています。西表島でオオヒキガエルが増えることがないように、皆さまのご協力をお願いいたします。 島内でオオヒキガエルを発見したり、鳴き声を聞いたりした場合は、西表野生生物保護センターまでご連絡ください。場所、時間、写真など詳しい情報があると助かります。 オオヒキガエルの鳴き声の音声、識別のマニュアルなど以下のサイトに掲載しています。ぜひご参考ください。「オオヒキガエルとシロアゴガエルについて」(環境省 沖縄奄美自然環境事務所)「外来種の侵入を防ぐ」(西表野生生物保護センター) (かんの) 目撃情報は下記で受け付けております。 目撃情報入力フォーム写真をお持ちの場合はRO-IRIOMOTE@env.go.jp 宛てにメール(写真添付)をお願いします。西表野生生物保護センター 0980-85-5581