2015年08月29日 カテゴリー:島の生きものNEWS カツオドリとカンムリワシの剥製が展示に仲間入り 今週末から保護センターの剥製展示コーナーに新しい仲間が加わりました。 1つはカツオドリです。 カツオドリ(翼開長は1.3~1.5m!!) カツオドリは海洋で魚やイカを食べて暮らしています。 翼を広げると1.3~1.5mにもなる大きな鳥です。 その大きさがわかりやすいように、ティッシュボックスと並べて写真を撮ってみました。 同じく魚食性で、海岸や大きな河川などに暮らす大型の猛禽であるミサゴと並んでも遜色がありません。 むしろ、保護センターの剥製の体勢ではカツオドリのほうが大きく見えるくらいです。 剥製になったカツオドリは今年5月に西表島の隣の新城島で保護された個体です。 詳しくは「釣り針を飲み込んだカツオドリ」をご覧ください。 カツオドリ(下)とミサゴ(上) そしてもう1つはカンムリワシです。 この個体は今年1月に衰弱しているところを保護され、その後残念ながら死亡してしまいました。 2011年にも保護されている個体で、足環と青とグレーのウィングマーカーをつけて放鳥されました。 ホネラ海岸のあたりでよく目撃をされていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。 今回は同じ個体から剥製と骨格標本の2つを作りました。 なかなか見ることができないカンムリワシの骨格をぜひ見に来てくださいね。 カンムリワシの骨格標本(左)と剥製(右) (田口)