2014年06月17日 カテゴリー:島の生きものNEWS 西表島干潟観察会 5月31日に、西表島干潟観察会を開催しました。干潟の生き物の観察・解説を通して、干潟の役割や重要性、人間と干潟の繋がりなどの理解を深めてもらう取り組みです。今回は干潟のスペシャリスト小菅丈治氏(石垣青少年の家)を講師に迎え、「貝」をテーマにして、センター近くの後良川河口マングローブと干潟を歩きました。マングローブ内はぬかるんだ一本道。観察した貝の名前を全体に伝えるのはとても大変です。ですので、地形の不利を逆に使用して、伝言ゲームをしました。先頭で先生が見つけた貝を後の人に渡し、貝の名前も順々に伝えていく。マングローブの一本道で伝言ゲームちゃんと伝わるかな~ヘナタリ が ヒナタリ、カワアイ が カワイ、マングローブアマガイ が マングローブアナガイ、惜しい!!少しずつ違っていますね~ 伝言ゲームの答え合わせ また、観察できた生き物を携帯のカメラで撮影しメールでセンターに送って、まとめてリスト(図鑑)にしてプリントアウトし、観察後の振り返りで参加者に渡す、という取り組みを行いました。これがあれば、家に帰ってからも自分で復習できるし、個人的に干潟を歩くときにも使うことが出来ますね。 途中で大雨が降ってきて、観察が切り上げになりました。みなさん雨に濡れてしまいましたが、それでも楽しんでもらえたと思います。最近は後良川で西表島干潟観察会を行っていますが、別の場所でもやってみて、違いをみてみるのもおもしろいと思いました。今後もご期待下さい。 講師の小菅さま、西表石垣国立公園パークボランティア連絡会の皆さまご協力ありがとうございました。 (ひな)