2014年04月18日 カテゴリー:動物島の生きものNEWS アカショウビンがやってきました 4月も半ばを過ぎ、西表島では連日最高気温25℃以上の夏日が続いています。保護センターに寄せられた情報によるとは3月17日にアカショウビン初鳴きが確認されています。アカショウビンが西表を訪れる時期は繁殖期と重なっているため、オスは「キョロロロ・・・」といったきれいな声でさえずります。4月になると鳴き声だけでなく、目撃情報も入ってくるようになりました。先日16日には私自身も調査で林内を歩いているときにアカショウビンを見ることができました。 目撃した個体はまだ若い個体だったのか、きれいにさえずることができずに「ケケケ・・・」と鳴いていました。そのため姿を確認するまでは、カラスが鳴き真似しているのかと不思議に思ったくらいでした。アカショウビンもほかの鳥のように最初からうまくさえずれるわけではないようです。集落付近でも姿が見られており、最近ではアカショウビンの鳴き声で目が覚めることもあります。保護センターでも仕事中にさえずりが聞こえてきます。皆さんもアカショウビンのさえずり、ぜひ聞いてみてください。(田口)