2013年05月30日 カテゴリー:島の生きものNEWS 西表島のカグラコウモリ 西表野生生物保護センターでミニ講座を開催しました。テーマ:「西表島のカグラコウモリ」日時:5月29日(水)20:00~21:00お話:松村澄子さん (西表島で長年調査をしていて、みんなからコウモリさんと呼ばれている1?)つい最近、西表島の「カグラコウモリ」は、西表島にしか生息していない貴重なコウモリだということがわかった!といったコウモリ最新事情。また、子どもたちにもわかりやいよう剥製を見ながらの解説、西表島以外で見られるユニークなコウモリも紹介していただきました。洞窟に暮らすコウモリは神経質で、狭い場所にたくさんの人が見に来るとパニックを起こしてしまうなど、コウモリが困っているようです。西表島でよく見るサルのようなイヌのような目がパッチリの愛らしい「ヤエヤマオオコウモリ」。こちらは好奇心旺盛で、あまり逃げないので、観察するならこちらがおすすめ。急遽開催されたミニ講座ですが、子ども11名、大人19名ほどの参加があり大盛況でした。子どもたちも積極的に質問し、コウモリの広くて深い世界に興味を持っていたようでした。今回コウモリへの愛情たっぷりのお話をしていただいた松村澄子さんありがとうございました。ミニ講座は今後も開催していきますので、次回もご参加お待ちしています。西表野生生物保護センター通信配信希望の方⇒RO-IRIOMOTE@env.go.jpへご連絡を!西表島で調査研究などされており、ぜひ自分が話をしたい!という方もセンターへご連絡ください。今後も西表島での最新の研究成果を、わかりやすく、たくさんの方に知ってもらえる機会を作っていきたいと思います。(早川)