2012年11月13日 カテゴリー:島の生きものNEWS レンカク飛来! 11月12日、忘勿石近くの牧草地で、レンカクが水たまりを歩いていました。〈調べてみると、この模様は第1回冬羽・・・。今年生まれの若い個体ということですね。〉図鑑によると、レンカクは、数少ない旅鳥として紹介されています。どこから旅してくるのか・・・?生息域の分布図を見ると、北は中国から南はインドネシア、西はパキスタンから東はフィリピンや台湾まで色付けされています。夏になると成鳥の尾羽はすーっと長いものになります。水辺に生活し、ハスの葉の上を歩いても水に沈まないようにとっても大きな足をしています。1995年からのデータを集めている、当センターの「生きもの目撃情報データベース」では、今までに2例だけしか記録がありません。最後の目撃情報が2003年だったので、9年ぶりの目撃情報です。この時期は渡り鳥があちこちからやってきて、普段は見られない鳥たちが見られるチャンスです。地味な鳥でもよくよく見ると、大発見があるかもしれません。見慣れない鳥を見たら、ぜひセンターにも情報をお寄せください!(浅利)