2月、西表島は花の季節を迎えます。
1月下旬に、沖縄本島から開花を始めるカンヒザクラ:寒緋桜(ヒカンザクラ:緋寒桜とも言います)。本州の桜と違い、沖縄県では桜前線は南下し、西表島では2月ごろ満開を迎えます。濃いピンク色をした桜で、下を向いて咲きます。
台湾から中国南部原産の植物で、沖縄県では野生化しています。
セイシカ(聖紫花)は、国内では、西表島・石垣島に自生するツツジ科の植物です。
この淡い色の花を見て春を感じる島人は多いのではないでしょうか。
山奥に咲き、近くに行くのは結構大変ですが、遠くからでも、山を眺めてみるとほんのりピンク色のかたまりを見ることができます。
*この情報は、みなさんから寄せられた1995年からの生きもの目撃情報をもとに作成しています。