2016年11月04日 カテゴリー:イリオモテヤマネコNEWS島の生きものNEWS 竹富町立大原小学校3年生のセンター見学 10月27日に地元の竹富町立大原小学校の3年生8名が、西表島野生生物保護センターの見学にきてくれました。総合学習の一環で、西表島の自然を勉強しているそうです。事前学習として、イリオモテヤマネコやオオコウモリ、ミナミコメツキガニなどを調べてきてくれました 前半は野生生物保護センター内を案内して、西表島の自然や生きものについて説明しました。保護センターに何度も来てくれている子もいて、ヤマネコ検定上級を3回も合格しているそうです。 重さを実感できるスイギュウの頭骨、ヤマネコや野鳥の鳴き声が聞けるスイッチ、ヤマネコのフンの内容物を見る顕微鏡など、実際に触れることができる展示が人気でした。 後半は、西表野生生物保護センターのお仕事やヤマネコの交通事故についてお話しをしました。イリオモテヤマネコの交通事故を防ぐため、目撃情報の多い場所に注意看板を置いたりと、いろいろな取り組みを様々な機関と協力しながらおこなっています。 しかしながら、今年は交通事故が6件も起きています。そこで新たな取り組みとして、ヤマネコ型の注意看板を置き始めました。大原小学校3年生のみなさんに、このヤマネコ型看板に色を塗ってもらって、交通事故防止に協力してもらいました。 午前中の時間内に色塗りが終わらなかったので、持ち帰って5,6校時の時間も使って完成させてくれました。とっても出来が良かったので、参観日まで学校に展示してもらうことになりました。そのあと、看板はヤマネコの目撃が多い場所に設置します。個性豊かでかわいい看板をながめながら、ゆっくり安全運転でお願いします。 ※竹富町立大原小学校:http://www.taketomicho-boe.jp/05/(ひな)