2015年10月05日 カテゴリー:島の生きものNEWS 「いきものログ」とは? 西表野生生物保護センターではイリオモテヤマネコをはじめとする、西表の生きものの目撃情報を皆さんから募集しています。イリオモテヤマネコの情報はその生態解明や交通事故防止のために活用されています。アカショウビンなどの渡り鳥については、その年の初確認や最終確認を知ることができます。植物の開花時期なども西表の生きものの動向を知る上での手助けとなります。皆さんから寄せられた情報がとても役だっています。さてここからが本題となりますが、じつは西表だけでなく、環境省では日本全体でも生きもの情報を募集しています。それが、いきものログです。この機会にお住まいの地域の生きものを観察してみてはいかがでしょうか? 以下はいきものログHPからの引用です。環境省では、「いきものログ」を運用しています。 いきものログは、生きものの情報を収集・提供するインターネット上のシステムです。環境省をはじめとする国の機関、地方公共団体、専門家、市民など、様々なみなさまがご利用いただけます。 生きものの情報の報告は、パソコンからできますが、事前にパソコンからユーザ登録しておけば、専用アプリを利用してスマートフォンからも報告することができます。また、団体を登録すれば、オリジナルの市民参加型調査を 企画、実施したり、結果を報告したりすることも可能です。学校や各種団体での観察会や調査など、地域の自然観察の結果をまとめる際にもご活用ください。 「みんなで描くいきものマップ」を合い言葉に、みなさんが見つけた生きものの情報を、ぜひ、いきものログに報告してください。身近な自然や生物多様性について理解を深め、日本全国の生きものの分布状況や生きものの変化について共有していきましょう。いきものログ(環境省HP)http://ikilog.biodic.go.jp/(田口)