2010年06月10日 カテゴリー:島の生きものNEWS コシアカツバメもいた! 前回ご紹介しましたアカショウビンは6月5日に無事放鳥することができました。そこで、元気に飛んでいった姿をご紹介する予定でしたが、あまりに元気に飛び去っていったために、シャッターに収めることができませんでした。残念です。その代わりといってはなんですが、その日に見た別の鳥をご紹介します。西表野生生物保護センターの坂を下って県道に出るところの電線にとまっていました。西表島には春や秋にツバメやリュウキュウツバメが渡りの途中で立ち寄ります(ごく稀に繁殖するリュウキュウツバメがいます)。電線にとまっているのを見かけるのは大抵この2種だろうと油断していましたが、写真を見ると、なんだか喉の辺りが白っぽくて、尾羽がピンと長い・・・コシアカツバメでした。このときはツバメとリュウキュウツバメの混群に交じっていましたが、翌日にはぱったりと見られなくなったので、さらに北へ旅立っていったのかもしれません。鳥との出会いは一期一会です。なんとなーく見ていたらきっと見逃してしまっていただろうな、と反省。これからも色々な鳥との出会いを見逃さないよう、日々鳥見に精進していきたいと思います。(山城)