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愛鳥週間イベントを実施しました

 5月10日から16日の愛鳥週間にちなんで、5月18日(土)に鳥類調査報告会、5月19日(日)に春の野鳥観察会を実施しました。また同時に、鳥にちなんだ特別展示も5月14日~31日に行いました。

 

鳥類調査報告会 5月18日(土)

 報告会には5名の現地参加に加え、約15名がオンラインで各地から参加されました。

 西表島野鳥研究会によって、令和5年度の鳥類調査で観察された鳥類が、写真や鳴き声とともに紹介されました。調査は令和元年度から始まり、令和5年度は17地点で毎月1回ずつ実施しました。令和5年度には西表島内だけで135種、5年間では、180種の鳥類が確認されています。

 

 

春の野鳥観察会 5月19日(日)

 翌日の観察会には西表島内の方に加え、石垣や波照間、観光で来島されていた方々など計13名が参加されました。西表島野鳥研究会の方々による解説を受けながら、東部のオオホラダ水田にて、双眼鏡やスコープを用いて鳥をじっくり観察しました。

 この時期にしか飛来しないクロハラアジサシや、西表島では珍しいインドハッカなど20種を観察することができました。

キジバト

ズアカアオバト

リュウキュウヨシゴイ

チュウサギ

シロハラクイナ

バン

ヒメアマツバメ

セイタカシギ

アオアシシギ

タカブシギ

イソシギ

クロハラアジサシ

カンムリワシ

ツミ

オサハシブトガラス

リュウキュウツバメ

ヒヨドリ

メジロ

セッカ

インドハッカ

カンムリワシ

セイタカシギ

クロハラアジサシ

インドハッカ

特別展示 5月14日~31日

野生生物保護センターのレクチャールームで行われた特別展には多くの方が訪れました。西表島野鳥研究会が昨年の10月から作成している広報誌「西表島Bird Watcher」が一面に並び、展示期間中も新たな号が追加されていきました。最新号は引き続きセンターに掲示しています。「西表島Bird Watcher」には島内の最新の鳥情報が掲載されているので、野鳥観察をする方はぜひご覧ください。

 「内地の鳥と西表島の鳥」をテーマとして写真展も行われました。西表島にいる留鳥には沖縄や八重山の亜種もおり、よく見ると内地(本州など沖縄以外の地域のこと)の亜種と異なる点があります。写真で比べることでその違いがわかる展示となりました。

また、普段は見ることができない鳥の剥製も展示されました。

 

 環境省と西表島野鳥研究会では、令和元年度より島内の野鳥のモニタリング調査を行っています。もし西表島内で普段は見かけない珍しい鳥がいたら、ぜひ西表野生生物保護センターへご連絡ください。

皆さまからの情報が調査に活かされます!

写真や鳴き声もあると鳥の種類もわかりやすいのでうれしいです。

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