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カンムリワシ救護(死亡)のおしらせ

1111日(土)午前11:30頃、西表島高那の道路脇でカンムリワシ(成鳥)がうずくまっているのを地元住民の方が発見され、救護されました。
 

その後、NPOどうぶつたちの病院西表支部へ搬送し、処置をしていただきましたが、

翌日11月12日(日)の朝時点で死亡が確認されました。

環境省では、救護されたカンムリワシを放鳥する際、足輪を装着しています。

これにより、野生復帰した個体のその後を追うことが出来ます。

今回救護された個体は左脚に「黄1」の足輪を装着していたため、2021年10月に同エリアで交通事故により救護され野生復帰した個体であることが判明しました。

過去に一度救護された個体なだけに、このような結果となり非常に残念です。

目立った外傷はなく栄養状態も正常でしたが、胸部に広範囲にわたって内出血が見られたこと、また発見場所が県道上だったことから、交通事故が原因の可能性が考えられます。

詳しい死因については、今後国立環境研究所にて調べていただく予定です。

 

(くわの)

もし怪我をしている、弱っているカンムリワシを見つけたら、すぐに下記までご連絡ください。

◯西表でみつけたら

西表野生生物保護センター:0980-85-5581

◯石垣でみつけたら

石垣自然保護官事務所:0980-82-4768

 

 

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