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西表島にてオオヒキガエルが捕獲されました

2年ぶりに西表島でオオヒキガエルが捕獲されました。

撮影:堀井大輝

5月7日の夜、船浦集落内の県道で、特定外来生物オオヒキガエルが捕獲されました。

前回の捕獲は2020年6月の捕獲で、上原港で確認されたことから資材に紛れて侵入したと考えられましたが、今回の個体の侵入経路は不明で、引き続き注意が必要です。

今回捕獲された個体はメスでした。

付近で産卵している可能性があります。

オオヒキガエルは数千から数万の卵を一年中産むことができるため、万が一産卵していた場合、孵化を食い止める必要があります。捕獲されたメスとは別の個体がいる可能性もあるため、鳴き声による誘因装置を設置するなど監視を強化しています。

オオヒキガエルを目撃したり、鳴き声を聞いた場合は、西表野生生物保護センターへご連絡ください。

※確認した場所、日時、写真があるととてもたすかります。

※島内でオオヒキガエルを発見した際、捕獲をお願いすることがあるかもしれませんが、耳腺から毒を出しますので直接触れることは避けてください。

 

オオヒキガエルの卵や鳴き声については、環境省のホームページをご覧ください。

沖縄奄美自然環境事務所 オオヒキガエルとシロアゴガエルについて

http://kyushu.env.go.jp/okinawa/wildlife/mat/m_2_2.html

 

 

また昨年6月には、上原集落内でシロアゴガエルも確認されています。この個体の侵入経路も不明です。

オオヒキガエル、シロアゴガエル、いずれも西表島に定着してしまえば、在来のカエルだけでなく、在来の爬虫類や哺乳類、鳥類などあらゆる生き物に影響を与える可能性があります。

島内で外来カエルらしき情報を確認した場合には、西表野生生物保護センターへご連絡ください。

 

【問い合わせ先】

環境省西表自然保護官事務所 TEL:0980-84-7130

西表野生生物保護センター  TEL:0980-85-5581

(かんの)

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