5日間のインターンシップを終えて、特に印象に残っているのは西表野生生物保護センターと地域との結びつき、また、島民全体の団結力がとても強固であることでした。運転注意のポスターや地元学生手作りの看板からはヤマネコやカンムリワシへの愛が感じられました。マルバネクワガタシーズンのパトロール会議では林野庁や竹富町役場の方と、横断道の整備やインターン終了後に参加させていただいたツルヒヨドリの駆除ではパークボランティアの方々とお話しする機会をいただき、たくさんの人の協力が西表島を守っていることがわかりました。そしてそれらの保全や普及活動の中心となるのが西表野生生物保護センターであり、今回のインターンでは最前線の現場を見学・体験することができてとても貴重で充実した時間を過ごさせていただきました。
私は野生動物が大好きで、大学でも生態系やその保全に関する研究を行っています。また、卒業後も環境や動物の保全に貢献できることがしたいと考えているので、今回の体験を活かして自分に何ができるのか、何をしたら良いのかを見つめなおそうと思いました。
西表野生生物保護センターの皆様をはじめ、西表島の皆様には大変お世話になりました。お忙しい中、また新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、インターンシップを受け入れてくださり本当にありがとうございました。