2013年02月25日 カテゴリー:イリオモテヤマネコNEWS 西表野生生物保護センター施設裏側見学を開催しました 2月24日(日)10:30~11:30に、いつもは見ることのできないセンターの裏側見学会を行いました。西表野生生物保護センターの2つの大きな役割、①野生生物を保護する②西表島の自然をみんなに知ってもらうを伝えた後、その現場の見学に出発! ヤマネコの野外ケージに入る前には、しっかりと長靴の消毒をします。ネコの病気などが保護したヤマネコにうつらないようにするためです。ヤマネコのリハビリを行う野外ケージで、飼育を担当していたスタッフが話をしました。2年前までヤマネコ「よん」が暮らしていましたが寿命で亡くなり、今は保護しているヤマネコはいません。 ヤマネコ以外のリハビリ室で、保護している動物をしずか~に観察。今日はこの子がいました。リュウキュウコノハズク。2月4日に保護され、両目とも見えないことがわかり、野生復帰ができない子です。西表島は人と野生生物が一緒に暮らしているため、野生生物の交通事故が多いことを伝えました。野生生物の事故を防ぐために、みんなができることは何だろう?と少しでも考えてもらえたらいいなと思います。(早川)