2022年02月18日 カテゴリー:お知らせカンムリワシNEWS交通事故 カンムリワシの交通事故、救護が急増しています。 2月に入り、西表島でのカンムリワシの救護が増えています。 【交通事故】2月2日 ユキシダ付近 カンムリワシ幼鳥【衰弱】 2月10日 浦内付近 カンムリワシ幼鳥【交通事故】2月13日 浦内川付近 カンムリワシ若鳥 死亡 このうち2月2日に保護した個体は、治療の結果、2月11日に野生復帰を果たすことができました。 青い足環に「02」の刻印です。見かけた方は西表野生生物保護センターへご連絡ください! また、2月10日に保護した個体も、一時は容態が危ぶまれましたが、治療の甲斐あり回復傾向です。近日、野生復帰を視野にリハビリを開始する予定です。 しかし2月13日に通報があった個体は、発見時、既に死亡していました。全身に骨折や外傷が見られ、かなりの衝撃を受けた可能性があり、交通事故が原因だと思われます。 1月18日のブログ「カンムリワシの事故に気を付けて!」でお伝えしている通り、この時期はカンムリワシの救護が多い季節です。特にこの冬は、雨天でも路上に出ているカンムリワシが多く、交通事故に遭いかねない個体を頻回に見かけます。更に雨の日は、いつも以上に車のブレーキが効きにくく、より一層の注意が必要です。どうかいつも以上に動物たちにやさしい運転をお願いします。 もし事故にあったヤマネコやカンムリワシを見かけたら、ヤマネコ緊急ダイヤル(0980-85-5581)までお電話ください。(かんの)