2022年01月18日 カテゴリー:お知らせカンムリワシNEWS カンムリワシの交通事故に気を付けて! 冬の雨が続く西表島ですが、それがやむと島内の様々な場所でカンムリワシの姿を見かけます。雨上がりの1月13日、当センター職員が美原~船浦の間で2回も交通事故に遭いかねないカンムリワシを目撃しました。寒くて餌が十分に取れていなかったり、まん延防止重点措置が出たことで島内の交通量が減り、安心してしまっていたのかもしれません。今回遭遇したシチュエーションは以下の通りです。交通事故防止のため、ぜひ参考にしてください! ◯ヨナラ水田付近 1カーブのガードレール(左側)にカンムリワシ幼鳥が止まっている。減速だ! 2車に気付いて飛び上がりました。この時の距離は約5メートル。 3車の前を横切って飛んでいきました。危なかった! 4 ◯インダ崎 1右側の側溝横に成鳥がいる。飛ぶかもしれないので減速! 2やっぱり飛びました。地面にいた時はこちらに背中を向けていましたが、車の方向へ飛翔してきます。 3接触は免れました。減速しておいて良かった! 今の時期は、独り立ちした幼鳥が危なっかしい動きをすることも多く、例年カンムリワシの事故が多い季節です。現在までに県道付近でカンムリワシ幼鳥の目撃情報が多い地域は以下の通り。この付近では、特に気を付けて運転をお願いします。 ブナレーマ橋~スオウ橋付近保護センター坂下水田付近ヨナラ水田付近ホネラ海岸付近浦内川~干立集落付近祖納集落付近 みなさんのやさしい運転をお願いします。もし事故があった場合は、西表野生生物保護センター休館中も、緊急ダイヤル(0980-85-5581)にお電話ください。(かんの)