2012年06月25日 カテゴリー:イリオモテヤマネコNEWS ヤマネコのにおいがする木 センターに沖縄本島に住んでいる小学5年生の子どもたちがやって来ました。「西表島に来たことのある人?」「センターに来たことがある人?」と聞いてみたところ、55人中2,3人ほどで、ほとんどの子どもたちが初めて訪れたようです。最初に「これはヤマネコの○○のにおいがします。どんなにおいがする?」と、ある木の枝をこすってかいでもらいました。「いいにおい」「くっさ~い」「靴下のにおい」・・・などの感想。「これはヤマネコのおしっこのにおい」と伝えると「へえ~」と少し感心していました。センターでは、スタッフによる西表島の自然のお話やヤマネコのお話、ヤマネコのDVDを見てもらい、最後に西表島の自然に関するクイズラリーを実施し、西表島のことを少しでも知ってもらえたかなと思います。今回来てくれたみんなには、人と野生生物が一緒に暮らす西表島の魅力を知ってもらうとともに、自分たちが住む場所でも人と野生生物が一緒に暮らしていくために、何ができるか!?考え、行動してもらうきっかけになったら嬉しいです。*今回は沖縄県が実施する「沖縄離島体験交流促進事業」で、沖縄本島に住んでいる子どもたちに離島の重要性・特殊性・魅力に対する認識を深めてもらい、交流を促進して離島を活性化させようという目的で、西表島のプログラムの一つとして最初にセンターにも寄ってくれました。(早川)