島の生きものNEWS

保護センターへの珍客!?

昨日の帰宅間際のことです。
保護センターに思ってもみない珍客が!
2階の奥の部屋から物音がするので中を覗いてみたら・・・。
なんとアカショウビン!!
洗濯ものの間できょとんとしてました。
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保護センター内に入ってきたアカショウビン
ちょうど傷病で保護している個体がいるので、もしかして逃げてしまった!?
焦って確認すると、そちらはちゃんといました。
http://iwcc2.seesaa.net/article/399337419
そうなると外から入って来たとしか考えられません。
どうやら1階の玄関が開いていた1時間足らずの間に迷い込んだようです。
何らかの偶然で入り込んだ後、明るい方へ明るい方へと移動してガラス窓から光が差し込む部屋にたどり着いたのではと思います。
アカショウビンは急に人が来たことに驚いて、部屋のガラス窓に向かって飛び回っていました。
窓を開けてすぐに逃がしてやってもよかったのですが、ぶつかって怪我をしている恐れがあったのでいったん捕獲をすることにしました。
アカショウビンも可愛い顔をしていても、じつは気は荒い鳥です。
人間に捕まえられてたまるものかと鳴きながら嘴で攻撃をしてきます。
今回は軍手にバスタオルの二重装備で挑んだのでスムーズに捕獲することができました。
幸いなことに怪我はなかったので外に放しました。
近くの松の木まで元気よく飛んでいってくれました。
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元気に飛んでいきました
それにしてもアカショウビンが迷い込むなんて。
あらためて西表の自然はすごいなと感じました。
もしかしたら皆さんのお家にも野生動物が入り込むことがあるかもしれません。
窓を開けて自然に出て行ってくれることが一番良いのですが、窓がない部屋の場合は捕獲する必要があるかもしれません。
野鳥の多くはタオル等で視界を隠してやると本能的に大人しくなります。
しかし、動物にはこちらの善意がわかりませんので必死になって人から逃げようします。
無理をすれば人も動物も怪我をする恐れがあります。
猛禽類の場合はコノハズクのような小型でも爪や嘴はするどくなっているので、むやみに捕まえることはとくに危険です。
無理をせずに保護センター【0980-85-5581】にご連絡ください。
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怪我をした野生動物への対応には「野生動物レスキュー」BOOKを参考にしてください
傷病鳥獣担当のアクティブレンジャーさんが作成してくれたものです。
http://iwcc.a.la9.jp/img/kyuugo.pdf
(田口)