島の生きものNEWS

西表島でコマドリ記録!

西表野生生物保護センターでは、今年度、例年実施している低地部での調査に加え、西表島の山の中に自動撮影用のカメラを仕掛けて、野生動物たちの生息状況を調査しています。
ヤマネコやカンムリワシなど、希少な生物たちが写ります。

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渡り鳥が多く訪れる冬の季節は、シロハラやツグミなど、他の季節ではお目にかかれない種もたくさん写ります。
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【シロハラ】
アカヒゲも、西表には毎年冬にやってくる種です。
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【アカヒゲ♀】
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【アカヒゲ♂】
そんな中、今年の調査では、コマドリが撮影されました。
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【コマドリ】
最初に写真を見た時、大きさと鮮やかなオレンジ色から、アカヒゲか?と思ったのですが、よく見ると顔の下の方までオレンジ色が広がっています。
アカヒゲだったら、オスなら顔の下半分は黒、メスなら白色をしています。
環境省の調査ではコマドリの確認は初です。
1月までの調査で、11月26日から12月14日までの間に、計10回、4か所のポイントでコマドリが写っていました。
西表島でのコマドリの記録は、西表野生生物保護センターに寄せられる生きもの目撃情報の記録にも、その他の文献を探しても出てきません。
周辺の島での記録は、『日本産鳥類目録改訂第7版』に、与那国島での越冬が記載されています。
山の中には不思議がいっぱい。
まだまだ、西表の山の中には私たちの知らない生き物たちが隠れていそうです。
(浅利)