交通事故

子ネコたちを交通事故から守ってください!

ito2.jpg先回お知らせした、9月9日の子ネコの交通事故ですが、最初9月7日に目撃された、あの写真の子ネコと死んだ子ネコは別だったことがわかりました!
写真の子ネコの右脇に白い毛が見えるのがわかるでしょうか?
イリオモテヤマネコには時々、身体のどこかに白い毛の束があることがあります。
こんなに大きな束があるのは珍しいのですが、死んだ子ネコにも白い毛の束が2箇所ありました。
でもこの写真の子ネコには右側に白い毛があります。死んだ子ネコの記録写真が先日上がってきたので確認すると、白い毛は身体の左側で、右側にはなかったのでした!
yamaneko_jiko2.JPG「きょうだいがいるかもしれません、まだ現場では注意してください」とお願いしてきましたが、きょうだいはやはりいたことがこれではっきりしました。
子ネコたちが道路になれてしまって出てくるのを、島の方々はとても心配してくれます。
中には、「このままでは交通事故にあうから保護した方がよいのではないか」と言ってくださる方もいます。
私たちは、子ネコに限らず、「ヤマネコが弱っているようだ」という情報をいただくと、夜中だろうが休日だろうが即座に駆けつけます。けれど、ケガもなく、弱ってもいないヤマネコは、交通事故の危険があっても収容することはしません。それにはわけがあります。。。
ヤマネコを保護すると、どんなに気をつけて扱っても、人慣れを完全に排除することができません。彼らは風もなく見通しのきかない森の中でさえ、数百メートル先の人の気配を察知してしまうからです。
保護してしまうと、人の気配=餌、もしくは人や車の気配が危険なものではないという誤った認識をもたせてしまいます。
相手が子ネコだとなおのことそれは顕著に表れます。
しかも、子ネコは母親から多くのことを学ばねばならず、人がその代わりをしてあげるのはきわめて難しいのです。
母親が死んでしまった、ケガをしている、弱っているとなると、そのままでは死んでしまうので保護します。
そうやって野生に帰した子ネコもいます。が、このようにどうしようもない場合ならいざ知らず、親がいて、健康な子ネコなら、人が手を出すことはかえって子ネコの今後の生存率を下げてしまうことになりかねないのです。。
人が自然のかわりに野生動物にしてあげられることは、実はそんなにありません。
でも、微々たる努力ですが、人にもまだできることはあります!
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9月16日、八重山土木事務所と池村建設さんのご厚意で、子ネコたちが出てきそうなところの草刈りを一緒にやっていただきました。
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草刈り前と草刈り後。さすが、プロの仕事は違う!
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歩道側も、植栽の茂みや縁石に茂る草むらは子ネコたちの隠れ場所になってしまいます。
そこから急に道路に飛び出されてはたいへん!
だからきれいに草刈り。
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草刈りをしているときに歩道にフンを見つけました。
やっぱりこのへんに出てきてるな~!
ネコの隠れる場所は道路から遠くへ、車からはネコが見やすいように!
16日以降もときどき不器用にビーバー(草刈り機)を振り回しています。
みなさんの交通にご迷惑をおかけしますm(_ _)m
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台風で一度のぼりを撤収していましたが、またたててあります。
みなさん、これを目印に、どうか運転に注意してください!
由珍橋の東側のカーブです。
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もう一箇所、こちらは由布島がみわたせる、ヨナラの水田が開けているところ。
ここにも台風前から子ネコがちょろちょろしていました。
のぼりをたてています。
みなさんご注意を!
台風の後で弱っているヤマネコが出るかもしれません。
弱ったりケガをしているヤマネコがいたら、緊急ダイヤル(0980-85-5581 24時間対応!)までお願いします。
子ネコがちょろちょろしているところでは夜間パトロールもします。子ネコを目撃されたらご連絡ください
(上記電話もしくはメールro-iriomote@env.go.jp)
よろしくおねがいします。m(_ _)m   (岡村)